千代田町の公金に関する運用・管理

１．千代田町の公金

千代田町の公金は、以下のとおり大きく３つに分けられます。

• 歳計現金（歳出歳入予算に属する現金）
• 歳入歳出外現金（町に属さない現金。職員の給与から天引きした所得税・住民税、契約保証金など）
• 基金（条例に基づき、特定の目的のために積立または定額の資金を運用するための資金）

　歳計現金・歳入歳出外現金は、町の予算執行等に必要な資金です。会計管理者は、支払いに支障をきたさないよう、公金の収支の把握および保管を計画的に行っています。
　基金は、必要に応じて取り崩しを行い、活用しています。

２．千代田町の基金

　千代田町の一般会計及び特別会計には、12の基金があります。特定の目的のために資金を積み立てるものをいいます。

３．基金残高の状況

　千代田町における令和5年度末（令和6年3月31日現在）における基金総額は、73億1,162万円です。各基金の詳細な状況は次のとおりです。

• 基金残高一覧（令和5年度末現在）(PDF/34KB)
• 基金残高一覧（令和4年度末現在）(PDF/37KB)
• 基金残高一覧（令和3年度末現在）(PDF/37KB)
• 基金残高年度別一覧（平成18年度～令和5年度）（PDF/52KB）

４．基金運用について

　千代田町では、「基金は、条例で定める特定の目的に応じ、及び確実かつ効率的に運用しなければならない」という地方自治法第241条第2項の条文に基づき、各基金条例および下記の基準等を定め、基金を含む公金の安全かつ効率的な運用に努めています。
　基金は、設置目的のために必要が生じたときには取り崩しますが、それまでは定期預金で管理運用しており、一部の基金を一括運用しています。これにより、運用に回すことのできる資金が増加し、従来より効率的な運用が可能となりました。
　債券による基金運用にあたっては、下記の指針に基づき、安全性・流動性を考慮しつつ、景気・金融市場の変動に留意し、実施しています。

• 千代田町公金管理運用検討委員会設置要綱（内部リンク）
• 千代田町公金の管理及び運用に関する要綱（内部リンク）
• 千代田町基金運用方針（内部リンク）
• 千代田町の基金運用における投資表明について（内部リンク）
• 千代田町基金運用質疑応答集（PDF/73KB）　　

５．基金運用実績の推移（直近の過去5年間）

　基金運用における直近5年間の実績は、以下のとおりです。なお、基金残高とは、各年度末（3月31日）現在の残高額となります。また、運用利回りとは、基金残高に対する運用益の割合となります。

　◎基金の運用管理に関しては、令和４年度より積極的な債券運用を開始しています。