猫の飼い主さんへ

無責任な餌やり・ふん尿公害に関する苦情が増えています。また、野良猫の捕獲・子猫や飼えなくなった猫の引き取りに関する問い合わせも多くなっています。周囲に迷惑をかけないように注意しましょう。

屋内で飼いましょう

• 猫は屋外で十分に飼うことができる動物です。屋外の危険から、飼い猫を守るため、屋内で飼うようにしましょう。また、猫が上下運動できる環境を整えることで、屋内でもストレスなく過ごすことができます。
• 屋内から脱走しないよう脱走防止策にも留意しましょう。
  ※国や県では屋内で飼うことを推奨しています。

屋内で猫を飼養するメリット

• 交通事故にあわない。
• 猫同士のけんかに巻き込まれず、怪我をしない。
• 他の猫から病気をうつされない。
• 雌猫が、予期せぬ妊娠をしない。
• 迷子にならない。
• 近所に迷惑をかけない。

所有者の明示をしましょう

屋内飼養であっても、突然の災害やちょっとした不注意から脱走してしまう場合もあります。マイクロチップの装着や、日頃から首輪に迷子などの標識をつけ、飼い主がわかるようにしておきましょう。

トイレのしつけ

毎日猫がふん尿をしにきて困っている人がたくさんいます。猫は係留義務がないので基本的には放し飼いのため、どこでもふん尿をしてしまいます。飼い猫であれば自宅にトイレを設置し、トイレのしつけをしっかりしましょう。

繁殖制限

望まれずに生まれる子猫は、捨てられたり、安楽死といった悲しい結果を生んだり、野良猫を増やす原因になります。
避妊や去勢をすることで繁殖制限をしましょう。

無責任な餌やり

• あなたがえさを与えた野良猫が近所で糞尿をし、迷惑に思っている人がいます。
• えさを置いたままにすると、周辺地域から次々と猫が集まり、さらに、子猫が産まれてしまいます。
• 野良猫に「かわいそうだから・・・」と餌を与えることで、さらにかわいそうな猫が増えていきます。
• 餌を与えるのであれば、その猫の飼い主となり責任をもって飼いましょう。

猫の飼い方の相談

群馬県動物愛護センターをご覧ください