『利根大堰』(武蔵大橋)周辺の河川敷には、広大な自然の草原(オギ原)が広がっており、かつて生きものの宝庫だった湧水地が「たまり池」として残されています。これらの自然は、多く
の野生の生きものの生息・生育空間であり、人にとっても良好な景観と癒しをもたらす空間となっています。
しかし近年、多くの車両が河川敷に侵入、道以外の場所を走行することによって、生きものの生息・生育環境が失われています。また、車両の走行による砂ぼこりや騒音は、周辺に生活
する住民の皆さんにとっても安全・安心や快適な暮らしを妨げる悩みの種となっています。更に、長年の土砂の堆積によって利根川の流れの中心が偏り、治水上の対策も求められています。
現在、これらの課題を解決するため、行政や関係団体等の協力のもとで検討・合意をはかりながら、下記エリアへの車両の侵入抑止対策、たまり池の保全対策を、河川敷の掘削による治
水上の安全性の向上・湿地再生とあわせて進めています。
掘削工事に伴う工事等車両の出入り、立入り規制もありますが、工事の実施および自然環境
の保全・整備について、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
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利根大堰周辺の治水と環境検討会(国土交通省関東地方整備局ホームページ)
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電話:0276-86-7003
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