町長あいさつ

　千代田町のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
千代田町長の高橋 純一（たかはし じゅんいち）です。
　日頃より、千代田町政の推進につきまして、町民の皆様をはじめとする多くの方々から、温かいご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

　本町は、「鶴舞う形」の群馬県の首の部分にあたり、利根川がもたらす豊かな水を利用した米麦作を中心とした農業と３つの工業団地を有し、また大規模商業施設が立地するなど、農業と商工業が一体となって発展している町です。

　令和5年5月1日は、本町にとって歴史的な日となりました。
　長年の悲願でありました「利根川新橋建設」について、山本知事のご英断をいただくことができ、今後、架橋に向けて現地調査などがスタートいたします。
　これも群馬・埼玉の両県知事をはじめ、利根川新橋建設促進期成同盟会構成市町の25年以上に渡る要望活動のほか、市民の会の発起人である故 齋藤前会長や福田会長をはじめとする会員の皆様など、多くの方々のご支援のお陰であり、この場をお借りいたしまして感謝を申し上げます。
　この一大プロジェクトは、始まったばかりであり、今後も利根川新橋建設促進期成同盟会を中心に、利根川新橋早期着工に向けて、関係機関等へ要望活動を行ってまいりますので、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

　現在、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行されており、町の行事なども通常開催することが可能となっております。
　その中で、昨年8月18日に開催した「千代田の祭 川せがき」では、約150年続く「読経」や「灯ろう流し」のほか、花火の打ち上げなど4年振りに通常開催し、多くの皆様にご来場いただきました。
　また、産業祭においては、ジョイフル本田千代田店様の駐車場の一部をお借りして開催することで、町内外から多くの皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。
　そして、ふるさと応援寄附金では、全国の皆様から多くのご寄附を賜り、この場をお借りしまして、心から感謝を申し上げます。
　皆様からのご厚意を形にすべく、「ふるさと納税を原資とした新たな施策」として全17事業を展開しているほか、元日に発生した能登半島地震により被害を受けられた石川県への支援についても、積極的に行ってまいります。
　そのほかにも、「第六次総合計画」に基づき、都市計画道路の延伸事業、防災防犯対策の強化、子育て支援、住宅団地の早期完売、新たな工業団地の検討など課題が山積しておりますが、町民の幸福と町の発展のため、町政運営に邁進してまいります。

　近年、自然災害の激甚化・頻発化が進んできており、災害はいつ発生するか予想できません。
　もし、地震や災害が発生した時には、まずは自助である「自分の命は自分で守る」行動をとってください。自助の行動を行うことで、家族や隣近所と共に助け合う共助へと繋がってまいります。そのためには、日頃からの備えが大切となりますので、よろしくお願いいたします。

　これからも、町のグランドデザインを思い描き「ともに未来へ」をスローガンに、皆様と共に歩んでまいりたいと存じます。
　そして千代田町に「住みたい・住み続けたい・住んで良かった」と思っていただけるような「魅力と活気あるまちづくり」に、オール千代田で取り組んでまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。