国民年金制度

国民年金は、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての人が加入しなければならない制度です。
すべての国民を対象として老齢・障害・死亡に関して必要な給付を行い、健全な国民生活の維持・向上に寄与することを目的としています。

被保険者の種類

第１号被保険者

〈対象者〉
自営業、自由業、農林漁業、学生、無職の人などが対象です。
お勤めになっている人でも厚生年金等に加入していない場合は第１号被保険者に該当します。

〈保険料の納付方法）　
日本年金機構より送付される納付書を使い、コンビニや金融機関で納付します。申請をすれば、口座振替やクレジットカード納付も可能です。
国民年金保険料について（内部リンク）

※保険料を納めることが難しいときは、免除・納付猶予制度がありますのでご相談ください。
保険料免除・納付猶予制度（内部リンク）

第２号被保険者

〈対象者〉
厚生年金保険に加入している人をいいます。厚生年金加入者は同時に国民年金にも加入しています。

〈保険料の納付方法〉
国民年金保険料は、給料から天引きされる厚生年金保険料に含まれています。

第３号被保険者

〈対象者〉
第２号被保険者の扶養となっている配偶者の人をいいます。ただし、年間収入が130万円以上で健康保険の扶養となれない人は第３号被保険者とはならず、第１号被保険者となります。

〈保険料の納付方法）
国民年金保険料は配偶者が加入する年金制度が一括負担しているため、本人の負担はありません。

任意加入制度

60歳以降でも厚生年金・共済組合に加入していないときは、国民年金に任意加入することができます。保険料が40年間納付済の人は加入できません。加入は申請した月からとなりさかのぼっての加入はできません。

• 未納等により満額の老齢基礎年金を受給できない人（60歳以上65歳未満）
• 老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていない人（60歳以上70歳未満）
• 外国に居住する日本人（20歳以上65歳未満）

　〈関連ページ〉
　　任意加入制度（外部リンク）
　　国民年金の任意加入の手続き（外国に移住される方）（外部リンク）